2018年2月3日土曜日

Blenderでの透過映像出力とVegasでの透過設定

これらは別々にはネット上に解説もあるのですが、また同じことをやろうとした
ときに一度で思い出せるように、メモしておきたいと思います。

まずBlenderでの透過映像出力。


「カメラ」のフィルム設定項目の「透過」にチェックを入れることで(下画像参照)
オブジェクトのない部分が透明になります。


これを動画で出力するには、

設定をこのように[H264_RGBA]-[Quicktime]-[Qt RLE/QTアニメーション]
にするというのが一つの方法のようです。

[AVI_RGBA]でも出来ないのかと思いやってみましたが、vegas上で透過しません
でした。この画像の他の部分(サンプリング値等)は実際はもう少し上げる等、
ケースに合わせて調節して下さい。


そして出力した映像をVegasのトラックに置きます。


トラック上でもわかりやすく透過表示されていて、プレビューでは下のトラックの映像と
合成されてますが、このようにするには


取り込んだ映像クリップの上で右クリック


プロパティを開き[メディア]タブのアルファチャンネルの項目で画像のように設定することが
必要です。この「直線」の他に「事前乗算…」もあります。プレビューを見ながら選択すれば
ようでしょう。


下は、作った映像の一部をアニメーションGIFにしたものです。



全部(1分半ほど)の出力映像はこちら
https://twitter.com/azusa_shino/status/959492011224064003